🏕 ニクセン ― 何もしない週末のすゝめ
一昨日と昨日、山の中にあるキャンプ場で「ニクセン」の時間を過ごしてきました。
「ニクセン(niksen)」とは、オランダ語で「何もしないこと」。
あえて“何かしようとしない”という、シンプルだけれどとても深いセルフケアです。
🌿 まずはスマホから離れる
キャンプ場ではスマホを車の中に置いて存在自体を忘れるようにしました。
思っていたよりもすぐに「見ないと落ち着かない」感じは消えていき、
代わりに、鳥の声や風の音、雨の音、地面の感触がすっと入ってくるようになりました。
特に鳥の声がBGMで流れているかのようにずっと聞こえていました。
🌞 ニクセンのやり方はとっても簡単
特別なことは何も必要ありません。
ただ、集中したり頑張ったりしなくていいことを、ぼんやりやってみるだけ。
例えば私が今回やったことは:
- たき火の揺らぎを眺める
- 雨の音を聴く
- キャンプサイトから見える景色をただ見上げる
そんな時間を10分、20分と、ただ過ごしました。
🌼 なにもしないのに、満たされていく
不思議と、**幸せホルモン「セロトニン」**がじんわり出てくる感覚があって、
呼吸が深くなり、自律神経が整っていくのがわかりました。
「何かしなきゃ」と思っている時って、無意識にストレスホルモンが出てるんですよね。
その反応を一旦ストップするだけで、脳に余白が生まれ、アイデアやひらめきがポンっと出てきたりします。

🪵 場所も時間も自由でいい
ニクセンはキャンプ場じゃなくてもできます。
ベランダでも、寝室でも、好きなカフェでもOK。
時間も、まずは10分だけでも大丈夫。
「何もしない」ことに、最初は少し罪悪感が出るかもしれませんが、
その“静けさ”こそ、私たちが本当に必要としているものかもしれません。
🌙 さいごに
“がんばらない”という選択は、実はとても勇気のいること。
でも、少しだけ立ち止まってみることで、自分自身に戻る時間が生まれます。
次の週末、あなたも「何もしない」を予定に入れてみませんか?